Relation18 公式サイト EPISODE12

能登半島地震により、
被害に遭われた皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。
昨年、私たちは富山県岩瀬地区の皆さまに
大変お世話になりました。
スタッフ一同、一日も早く復旧されますことを
お祈りいたします。

「伝統と革新」を標榜し今の時代に異彩を放つBMW R18と、
さまざまな領域において独自のスタイルで活躍する18人とのコラボレーション。
第12回も、一流の職人と料理人が集結する街、富山県岩瀬地区から、鉄を変幻自在に操り、繊細で美しい作品を生み出す鍛治職人、澤田健勝氏の登場です。自ら愛車をカスタムするほどのオートバイ好きということもあり、BMW R18公式アンバサダー・佐藤陽子との対話も熱くアツく盛り上がりました。

澤田健勝鉄作家

独創的なアイデアで鉄を加工し、唯一無二の作品を作る。建物のファサードや内装のデザインや制作など、鉄作家として活動するだけでなく、その技術の高さから日本の文化財の修復を依頼されるなど、幅広い分野で活躍している。「全ては鉄のために」がモットー。
ニックネーム：チョップ（IRON CHOP）
趣味：オートバイに乗ったりカスタムしたり。TRIUMPH派。
座右の銘：鉄は熱いうちに打て！

佐藤陽子BMW R18公式アンバサダー

BMW Motorrad の造形美、機能美に惹かれ、美容業界から転身して、この世界に。好きになるととことん、という性格からか、Motorrad でも珍しい認定アクセサリーアドバイザーの資格を得るなど、Motorrad の世界観を伝えるために様々な活動を展開中。2022年からは、自社マーケティングや、
R18アンバサダーを努めるなど、より多くの人にブランドを体感して頂けるよう、日々活動中。
モトラッド世田谷　https://www.bmw-motorrad.jp/motorrad-setagaya/ja/home.html

倉持拓麻モトラッド世田谷サポートライダー

-1. オートバイ好きがR18に乗ってみた！
-2. オートバイ好きがR18で走ってみた！
-3. 澤田健勝の作品世界
-4. R18の「鉄」としての魅力
-5. 伝統と革新　技術と創造
-6. 革新を追い求めていたら伝統を支えていた？

-1. オートバイ好きがR18に乗ってみた！

こんにちは！
この前、街中を走ってるの見ましたよ！
白いヘルメットですか？

あ、バレました？(笑)

ラーメン食べに行くときにすれ違ったんですよ？(笑)

えー！そうだったんですね！

富山ではR18が走ってるの見たことないので
目立ってました(笑)

あーそうなんですね(笑)
そのTシャツかわいいですね！

100m先からでもわかるように作ってます(笑)

BMWの「鉄」はどうですか？

かっこいいですよ！
ほしかったんですけど、予算よりちょっと高かったんで
他のやつを買っちゃったんですけど…

バイクで「鉄」って言うとハーレーじゃないですか。
なのに澤田さんはトライアンフに乗ってらっしゃるんですよね？

トライアンフとかBMWのオートバイは「イキってない」とこが好きなんですよ。
かっこいいけどイキってない。
ほら、イキってるオートバイってあるじゃないですか…

わかります(笑)

そういうの苦手でして。
イキらずに乗るっていうのが大事で。
品があっていいんですよ。
BMWはかっこつけてなくてさりげない感じなのに、
純粋にかっこいい。

ありがとうございます！
でも、なんでトライアンフなんですか？

世代的にロッカーズの時代だったんですよね。
ロッカーズファンの憧れの方がトライアンフに乗ってらしたので。

澤田さんと私ってほぼ同世代なんですけど、
私がバイクに乗り始めたのはほんのここ5、6年で。
で、なぜかR18にたどりついたおばさんなんですけど…(笑)

重心が低いから運転しやすそうな感じしますよね。

そうなんですよ。すごく低重心なのでとても乗りやすいです。
鉄のプロから見たらどんな感じなんでしょう？
免許お持ちですし、ちょっと走ってこられてはいかがでしょう？

じゃあちょっとそのへんひと回りしてきます！

いってらっしゃーい！

-2. オートバイ好きがR18で走ってみた！

走ってみていかがでした？

カーブで車体を倒すの、ちょっと怖いっすね。
でも長距離とかラクそう。
欲しいなあと思ったけどちょっと予算が足りなかったんだよなあ…
もうちょっとがんばってからかな、って。
ここ（エンジン）がかっこいいですよね。彫刻的な感じで。
水平対向の魅力ですよね。

振動ドコドコ感じましたか？

ええ。独特ですよね。
他のオートバイってエンジンかけると
ドローンってなるじゃないですか。
他のバイクに乗ると物足りなくなるでしょうね。

BMWっていろんなバイク出してて、
水冷の水平対向とかあったりするんですけど、
これに乗ると他のがすごいちっちゃくて
ハンドルも細くて頼りない感じがしちゃうんですよね。

大きいオートバイっていうと普通の人はハーレーにいっちゃうというか、
ハーレーしか知らないんですよね。

そうなんですよ。
なんとかこのR18の魅力を多くの方にわかっていただきたいんですけど…

どう宣伝するかですよね。
街で見かけると調べるはずなんですよ。目立つから。
走ってる人が増えればそれを見た人がまた調べて買っていく。

これってハーレーの真似だよねとかって言われるんですけど、
乗ってみるとぜんぜん違うんですよね。
作られた目的も違いますし。
トライアンフに比べるとぜんぜん歴史は浅いんですけど、
BMWが100周年を記念して、いちばん最初に作ったオートバイを
オマージュして作ったのがR18なんですけど…

実は旧車のR100を探してたんですよ。
それが見つからなくて新車でトライアンフ買ったんです。

状態がいいのは市場にでないんですよね…
でも、普通のクラシックのオートバイって、
ディーラーに行ってもメンテとかやってくれるところないし、
維持するのがたいへんなんですけど、BMWがすごいのは、
昔のモデルでも「ふつうに乗れちゃう」ところなんです。
部品もまだちゃんと出てるんですよ。
ドイツから取り寄せできる。

へええ！そうなんですね！

メカニックに言わせると、ボクサーエンジンって一生乗れるよねって。
だからちゃんとメンテできるようにしないと、って。

さすがです。

走ってらっしゃるの見てて思ったんですけど、
やっぱり男性が乗ったほうがかっこいいかなあ…

いやいや、女性が乗るからかっこいいんですよ！

ありがとうございます！
じゃあギャラリーで作品を見せていただきながら
続きをお話ししましょうか。